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ホテルジャンキー村瀬千文とホテルにまつわるヒト・モノ・コト

逗子「なぎさホテル」への旅に出ることにしました。

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逗子をこれまでと違う角度でみてみたいと思い新逗子エリアへ。

田越川を見下ろすイタリアンレストラン「Cafe Prato」でランチ。

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川沿いのビルの1、2階にあるカジュアルなお店だ。

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お料理は美味しいのだが、テーブルが小さすぎるのとお盆に皿などをのせたままサーヴされるのが、食事はゆっくり楽しみたいわたしにはちょっと向かなかった。

 

この日は逗子海岸の海開きの翌日。

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海辺には海の家が軒を連ねているが

鎌倉の由比ヶ浜や材木座あたりとはちょっと雰囲気が異なり

ゆったりのんびりぽっかりとした

昭和の海水浴場の時間が流れている。

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ビーチの端の方、下の写真の真ん中よりちょっと左あたりに

かつて「なぎさホテル」というホテルがあった。

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夏になると毎年やってくるリピーター客もいて

多くの人に愛されていた逗子を代表するホテルだった。

昭和元年に開業し、昭和の終わりとともにクローズしたが

いまなお多くの人々の心のなかに消えずに残っている

”思い”の度合いが非常に強い

不思議なホテルである。

 

このホテルについてはこれまで本ブログでも何度か書いてきた ↓

chifumimurase.hateblo.jp

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 昨年11月に初めて「なぎさホテル」の記事を掲載して以来、

本ブログの人気記事のトップ5から外れたことがない。

 

いったい何がそんなに人々の心を惹きつけてやまないのか、

そして、

なぜ、わたし自身が一度も行ったことがないのにも関わらず

ずっと気になり続けているホテルなのか。

その理由を知りたくて

「なぎさホテル」への旅に出ることにしました。 

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「なぎさホテル」という旅の先には

何があるのかわからないが

ともかく、一歩を踏み出してみようと思う。

モモは心を酔わせるの

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ただコレを食べるためだけに

昨日のクラクラするような猛暑のなか、

やってきました「ホテルオークラ東京」の「カメリア」へ。

去年はじめて食べて、その美味しさに魅了された

「フレッシュ桃のピーチメルバ」を食べるため、ただそれだけのため。

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モモの旬の限られた時期にしか出さないので

オークラのサイトをシーズンになってから随時確認するも出てこない。

昨日は辛抱たまらず電話し、あるかどうかを聞いてやってきたわたしと母。

待っている間も期待はぐんぐんぐーんと高まる。

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さあ、どうだろう?

84才のうるさい…もとい、率直で正直な母の第一声は・・・

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「モモ、ちょっとかたいね」・・・。

 

ハイ、わたしも率直に正直に書こう。

これでも十分に美味しくはあったのだが、

モモが「うわっ、美味っしぃ〜!」と自然に声が出た去年のモモとは

一味、否、ふた味、三味はちがう。

「お味いかがですか?」と聞かれたので正直に答えると

まだちょっと時期が早いとのこと。

そういえば去年は8月中旬だった。

また来よう。

 

モモ、

実は先週、香港の高級スーパーで

モモに惹かれてついふらふらと買ってしまった

「スパニッシュ・フラット・ピーチ」というのが

もうびっくりするほど美味しかった。

一口食べて、ホテルの部屋で思わず「Wow !!!!!」

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(写真はお裾分けした古谷佐智子さん撮影のものをお借りしました)

名前のとおり、平べったくてマンゴスチンと同じくらいの大きさなのだが

甘みが強く、香り高く、みずみずしく、これぞモモのかがみというお味。

切るとこんな感じ(exquisitefruits より)

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スパニッシュというのでスペインのモモかと思ったら、

バントウ(蟠桃)という中国が原産地のモモらしい。

ああ、また絶対に食べたい。

このモモを食べるためだけに、また香港に行こう!

と実は密かに思っている。

 

大のフルーツ好きのわたしだが、モモはなぜか別格。

そう、モモは心を酔わせるの。

 

 

 

 

 

 

 

アメリカ国連大使の公邸があるホテルについての私的考察

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こっちの方が帰宅時にドアマンから

「お帰りなさいませ、大使閣下」と言われるとき

アメリカの ”国連大使” であることを実感できるかも…。

とわたしが勝手に思ったのは

「インターコンチネンタル・ニューヨーク・バークレイ」。

 

6/30付の本ブログ記事 ↓ 

chifumimurase.hateblo.jp

の続報です。

 

「ウォルドルフ=アストリア・ホテル」からお引っ越しした

アメリカ国連大使の公邸、

国連本部の近くと言うけれど、いったいどこなのか?というお話で

ウェスティン・ニューヨーク・グランド・セントラル」かなぁ、

でもニッキー・ヘイリー氏としてはちょっと不満だろうなぁ、

と書いたところ、

先日、ホテルジャンキーズクラブの現地集合の会「@香港の会」で

ご一緒した岡村さんより新情報をいただいた。

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【私は、

 ONE UN New York
 The InterContinental New York Barclay
 の2軒のうちいずれかに1票入れます】
 
 とのこと。
関係者からの情報に基づいているそう。
 
この2軒のホテルをセキュリティ面というよりも、
そこに実際に住むニッキー・ヘイリー大使の気持ちで
(わたしが勝手に想像して)考えてみると、
わたしが1票入れるのは、
「インターコンチネンタル・ニューヨーク・バークレイ」の方。

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日本の歴代の首相の皆さんたちもよくお泊まりのホテルだ。

ここだと、SPを引き連れて闊歩しても絵になる華やかなロビーもあるし

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部屋だって、プレジデンシャル・スイートもあれば

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こんなペントハウス「HAROLD S. VANDERBILT PENTHOUSE」だってある。

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バスルームって、けっこうテイストが合う、合わないというのがあるので

ヘイリー氏のお好みはわからないが。

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国連大使公邸の主となるニッキー・ヘイリー氏は

インド系アメリカ人移民の両親の元に生まれ、現在45才。

大統領選中は反トランプだったのに抜擢されて話題になった方。

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サウスカロライナ州下院議員から政治家人生をスタートし

州知事からこのポストに就いた。

知事在任時には全米50州で最年少の知事だった。

ここまでの足跡を見ていると、たぶん狙っているだろうと思う、

初の女性大統領の地位を。

そんなもっと上を狙う彼女だったら、

ホテルには「借景」効果もあることを知っているだろう。

 

ちなみにもう一方のホテル、

「ワン UN ニューヨーク」はちょっとというか、かなりの格落ちとなる。

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部屋はウェスティンよりはグレイドが高いタイプがある。

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英国に本社があるミレニアム&コプトーン・ホテルズのホテルで

テルチェーン界のグレイドとしては上ではない、中クラス。

日本でも2014年12月に銀座に三井不動産と共同で

「ミレニアム 三井ガーデンホテル 東京」をオープンした。

 

 
 *「インターコンチネンタル・ニューヨーク・バークレイ」と「ワン UN ニューヨーク」の写真は両ホテルの公式サイトからお借りしました。

香港エアポートで目撃したチャイニーズ・ママのムチとアメ

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香港エアポートのカフェで。

隣席はカナダから夏休みで香港に里帰りし、帰国する中国人ファミリー。

3人兄弟の末っ子の娘(2才くらい)が「やめなさい!」とママが何度言っても聞かず、さっきからストローで悪さをしている。

ついにママ、ブチ切れ。

「わかった。おまえはカナダに帰らなくていい。香港に置いていく!」

「わーい、おまえだけ香港にいるんだー!」はやし立てる兄たち。

だんだん涙目になっていく末娘。

ついに娘の頬に涙がつたうと、辛抱たまらなくなったパパが

「ほら、泣いてるじゃないか。おーよしよし」と抱き上げ、涙をぬぐってやる。

ようやく泣き止み、横に戻って来た娘にママは指先を突きつけ容赦ない口調で言う。

Never Ever Do it!  You understand?!

 もう金輪際、絶対にしちゃダメ! わかった?」

パパをかるーく籠絡できたので、末娘はちょっと余裕、ちゃんと返事をしない。

すると、ママの目がすっと細くなったと思うや凄みのある低い声が響いた。

「そう、わからないのね。

 わかったわ、おまえはもう私の娘ではない。よその子よ。行きなさいっ!」

ここからは阿鼻叫喚の修羅場。

パパと息子たちは、口も手も出せずに固まっている。

娘の泣き声も枯れ果てて、顔が涙と鼻水でぐしゃぐしゃになった頃、

ママが娘に凛とした声で問うた。

「おまえはさっきからものすごく悪い子だった、そうね?」

「おまえはこれからママの言うことには何でも従うのね?」

「おまえはママのことを愛してるのね?」

これらすべての質問に首が千切れんばかりにうなづき、

「イエース、マミー、イエース」とかすれた涙声で訴え、ようやくお許しが出た。

すると一転、ママは甘い声で言った。

「いい子ねぇ、じゃあ、アイスクリームとってあげるわねぇ」

娘の頭を抱き寄せるママの勝利感に満ち満ちた顔。

これを見ていちばん怖そうにしてたのは、パパだった…。

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旅立ちの香港の空は暴風雨だったが、あのチャイニーズ・ママにはかなわない。

 

 

 

さまざまな香港、さまざまなホテルジャンキーたち 〜「@香港の会」(7)

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わたしが今回泊まった「カオルーンホテル」は

ペニンシュラ」と通りをはさんでお隣どうし。

ペニンシュラの裏のホテル」とも言われてるが

わたしは昔から「表」も「裏」もどっちも好き。

 

ペニンシュラのこういう ↓ 洗練されたコロニアルな世界もいいけれど

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カオルーンの前の通りのこんな猥雑な生活感あふれる世界も好き

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こんな裏通りの茶餐店で

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お粥のあとに

意外に美味しいコーヒーを飲むのも楽しい。

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やっぱり大勢が楽しいのは飲茶。

自分ではふだん頼まない料理の新しい味にもたくさん出会った。

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香港人の日常もさまざまで

セントラルには九龍とはまた別の時間が流れている。

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ランカイフォンではちょうどビール・フェスティバルが開催中。

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ヒルサイド・エスカレーターでここからしばらく行くと

裏通りの目立たないところにニューヨークあたりにありそうな

洒落た「私房菜」(プライベート・レストラン)がある。

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お隣のテーブルは香港在住の欧米人と香港人のカップルが招いたドイツ語を話す外国人グループのゲスト。

ここの四川料理はとってもとっても辛いけれど、とってもとっても美味しかった。 

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 九龍の「ハイアットリージェンシー」は昔のハイアットとは場所も建物もちがう。

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そんなさまざまな香港のシーンのなかで

ホテルジャンキーたちもまた

さまざまな楽しみ方をしていた。

スコールがザーザーと降りしきるなか、雨に濡れるのもいとわず、

ザッハ・ハディド設計の建物を撮影をしていた古谷さん。

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美大卒、ボタニカルアートが趣味で、建築やデザインには並々ならぬ関心をお持ち。

 

ホテルジャンキー目線でのホテル写真では仲間内ではつと知られる佐藤さんは

どんなときも忘れずひとり淡々と写真撮影。

わたしなど料理が目の前にくるとすぐ食べ始めてしまい撮り忘れの連続ですが。

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 そして、長野からご参加の高橋さん。

長野でお仕事を終えたあと東京に向かい、深夜便で発って香港には早朝到着。

ダンスで鍛えぬいた体力と旺盛な好奇心で滞在中たっぷり香港探索。

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「カオルーンホテル」ではバックヤードツアーもやった。

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みなさん、好き勝手に、それぞれの香港ライフを楽しんでいました。

 

そんな、お互いになんのしがらみも利害関係もなく、

ただホテルが大好きです!という一点で結ばれた

わたしたちホテルジャンキー。

なぜそんなにホテルが好きなの?と問われても

「そこにホテルがあるから」としか答えられませんが、

ともかく、

とってもとってもとっても楽しかった「@香港の会」でした。