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ホテルジャンキー村瀬千文とホテルにまつわるヒト・モノ・コト

スパイが愛したホテル @カイロ

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「彼」もこんな眺めを見ていたのだろうか?

ゲジラ島というナイル川の中州にある「カイロ・マリオット・ホテル」からはナイル川とカイロの街が見おろせる。

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「彼」とは、イスラエル諜報機関、泣く子もだまるモサドのスパイ、ウォルフガング・ロッツ氏。

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1960年、ドイツ人になりすまして、当時「ザハラ・ホテル」と呼ばれていたこのホテルに住み、

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当時、カイロの上流階級の人々の溜まり場であったこのホテルに出入りしていたエジプトの高官たちと知り合って諜報活動を行い、

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スパイであることがバレた後、エジプト兵5000人と交換されて釈放された伝説のスパイである。

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その時から四半世紀以上の時がたってこのホテルに泊まったとき、なんとも言えない独特の雰囲気があるように感じた。

 

誰もがスパイに見える、そんなホテルだった。

 

*「カイロ・マリオット・ホテル」の写真は同ホテルの公式サイトよりお借りしました。

大観覧車を ”タテに” 眺められる横浜のホテル

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観覧車ビューといえば正面からの眺めが一般界では最上とされているようだが、

ホテルジャンキー界のなかでも眺めにこだわる「眺めジャンキー族」の間、といっても、かなりディープな人々の間で珍重されているのが、

”タテの眺め”

大観覧車に乗っている人と正対できる眺めである。

この”タテの眺め”を楽しめるのが

ヨコハマグランドインターコンチネンタルホテルの31階にあるビューラウンジ「31st」。

眺めジャンキーにとっては、どの高さから眺めるかという高さ問題も重要だが、ここからは横浜港がほどよい高さから見下ろせる。

横浜には海が見えることを売りものにするホテルが他にもあるが、

もっとも海との密着度が高く

波打ち際感覚が楽しめるのはこちら。

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フロントでチェックインしながら右に目をやると

窓の向こうには海が広がっている。

f:id:chifumimurase:20171017111905j:plain1991年にオープン、つまりバブル時代につくられたホテル。

当時は故堤清二氏が率いるセゾン・コーポレーションがインターコンチネンタルホテルズ・グループのオーナーだった。

なつかしい・・・今は昔の物語。

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こうしていろいろありましたの四半世紀の時を重ねてきて

ちょっと大人になり、熟成度を増し、いい味出してきている、そんな感じがした。

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打ち合わせで訪れたきのうは雨模様だったが、

雨の日も悪くない。

 

 

 

 

金正男暗殺事件の実行犯 アイシャ被告がはたらいていたホテル

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ただいま10/25発行の小誌「ホテルジャンキーズ」の編集の佳境なのだが

こういうそんなことしている暇がないときに限って

そんなことしたくなるような情報を

創刊以来、「デビューカタログ」と「ホテルゴシップ」欄担当の上野奈穂さんから届いた原稿に見つけ ↓

【(金正男氏暗殺事件の実行犯である)インドネシア人のアイシャ被告はホテルで働いていたというので、どこかと調べてみるとクアラルンプールのフラミンゴ・ホテル】

即、脱線とあいなった。

金正男氏暗殺事件については本ブログでも以前書いた ↓

chifumimurase.hateblo.jp

 BBCの6月14日付け記事によると

ジャカルタから車で2時間ほどの農村地帯で

貧しい農家の3人姉妹の末っ子として育ったシティ・アイシャ被告(25才)は

家が貧しくて高校には進学できなかったという。

都会のジャカルタに出るか、海外に出稼ぎに出るかが夢で

ジャカルタでの結婚生活を経て、事件前には

【マッサージ店を併設する小規模な「ホテル・フラミンゴ 」で働いていた】。

はて、クアラルンプールの「ホテル・フラミンゴ」ってどんなホテルだろう?

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クアラルンプール市街から北に約9キロの湖畔にあるレイク・リゾートで

客室数230室、中級クラスのホテルといったところだろうか。

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しかし、アイシャ被告が働いていたのはホテルウーマンとしてではなく

併設されていたスパ、というより、マッサージ店の「ニンゴ・スパ」。

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中級ホテルとはいえ、こんなプールサイドのリゾートシーンを横目にしながら

アイシャ被告はどう感じていたのだろうか?

 

*「フラミンゴ・ホテル・バイ・ザ・レイク」の写真は同ホテルの公式サイトからお借りしました。