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ホテルジャンキー村瀬千文とホテルにまつわるヒト・モノ・コト

お金持ちほどチップは渋い、狙うは「金持ちに見られたい」「いい人」思われたいゲスト。

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チップの金額の例として、ご親切にも請求書に

18%の場合と20%の場合と2つの支払い例が書いてある

アメリカのレストランのレシート。

さて、貴方はどちらを選ぶでしょうか?

あるいは自分で%を決めますか?

 

海外旅行は好きだけれど、チップが面倒くさくって・・・

そんな方も多いと思う。

小誌「ホテルジャンキーズ」でも「チップ特集」は人気企画のひとつで

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チップのお話」なんていう本も出したりした。

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チップについては

さまざまな角度から取材を重ねて来たが、

統計上、くっきりハッキリ、あきらかになったことは

お金持ち人ほどチップは渋いという事実。

実際、いつも世界各地の高級ホテル泊まりをしている方々でも

一切チップは支払わないという人も珍しくない。

 

この事実は、世界各地のホテルを取材した際に出会った

ホテルマンたちからも証明された。

このゲストからチップがいくらぐらいもらえるか

瞬時にわかるという辣腕ホテルマンたちによると

そのゲストがお金持ちであるかどうかよりも

「お金持ちに見られたいっ!」

「いい人に思われたい」

という気持ちが強いゲストが狙い目なんだそう。

 

その時代、時代のいわゆる新興お金持ち族が

彼らのターゲットのひとつで、

 セレブでも名も実もある代々の資産家などは

意外にチップは渋かったりするので

できるだけ視野に入らぬようにするなんていうボーイもいた。

 

チップは心理攻防戦でもあります。

 

 

ニュースになっちゃうホテルとならないホテル

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ニューヨークで「プラザ」といえば、

五番街とセントラルパークの角にあるホテル「ザ・プラザ」。

1890年10月1日開業の老舗ホテルで

ホームアローン2」など映画の舞台にもしばしばなり

プラザ合意」という歴史的な会議の名前にもなっている。

つまり、

ニューヨークを、アメリカを代表するホテルのひとつである。

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そして、ニューヨークで

「パームコートでお茶しましょう」といえば

それは「ザ・プラザ」のラウンジのこと。

 

さて、そんな有名な「プラザ」の「パームコート」でのことが

ウォール・ストリート・ジャーナル紙でとりあげられた。

 

8月9日付の同紙の記事によると

「パームコート」で働く6人のスタッフたちが

マネージャーによるセクシャルハラスメントについて訴えを起こした。

訴えたスタッフたちの職種は

バーテンダー、サーヴァー、ホスピタリティコーディネイター

ゲストに接する前線でサービスに当たっている人たちだ。

 

訴えによると、ある女性スタッフの場合

マネージャーによってコートを収納するクロークの隅に追い詰められ

嫌がって拒否するも無理やりキスされたと言う。

社内で上司に訴えたが無視され、逆に仕返しされたとのこと。

 

 

名もないところで起きたことであればニュースにもならないが、

あの「プラザ」で起きた事件だったからこそ、

有名メディアもとりあげたのだろう。

 

▼プラザに関する本ブログのほかの記事

chifumimurase.hateblo.jp

chifumimurase.hateblo.jp

chifumimurase.hateblo.jp

 

 

*「ザ・プラザ」の写真は同ホテルの公式サイトからお借りしました。

 

 

84才の母の「築地ツアー」とリーズナブル感

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お盆で、84才の母と築地へ。

「ねぇ、火事あったの、どこ?どこ?」とはやる母を「後でね」と制し、

まずは主目的の築地本願寺へ。

お参りのあともお寺を出るや「ねぇ、火事、どこだったの?」で

「まずエネルギーチャージしてからね」と

いつものコースで「寿司岩」でランチ。

好き嫌いが多い母の好きなものがそろった「竹」1600円と

私の「特上」3100円をオーダー。ともに茶碗蒸しがつく。

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デザートのアイスクリームを食べながら、母しみじみと言う。

「お寿司って、考えると安いねぇ」

店の雰囲気、しつらえ、サービス、器、料理などを総合的に考えると

リーズナブルであると言うことらしい。

 

先日は「千疋屋」のクリームあんみつ1600円が

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「たいしたことないフルーツしか入ってないのに、高いっ!」

とお怒りだったっけ。

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さて、「築地ツアー」、寿司ランチのあとは、

築地場外の火事場跡の現場へ。

これまた実際に見てみないと状況はわからないものだと改めて感じた。 

 

ホテルの wifi 使ってロシアの罠にはまったらしい西側政府関係者たち

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ホテルの wifiダダ漏れです、

とは話にはよく聞いていても

なんたって無料だしぃ、

まあ、たいした機密情報扱ってる訳じゃないしぃ、と

ご愛用の方も多いと思う。

ホテルの方も「 wifi 無料 」をセールス文句にしているところも多い。

 

が、しかし、

8月11日付けのロイター発の記事によると

ロシアの軍事情報機関と深いつながりがあると思われる

サイバー・スパイ集団が

先月、ヨーロッパ7カ国と中東1カ国のホテルにおいて

ホテル滞在中の西側政府関係者ならびにビジネスマンが

ホテルの wifi を使った際にハッキングし

彼らのパスワードを盗んだり、

帰国後ネットワークにウィルス感染するように仕組んだりした。

 

これらスパイ行為が行われたホテルとは

ホテル名は明らかにはされていないが、

ヨーロッパの主要都市のアップ・マーケット・ホテル、

すなわち政府高官などが利用する高級ホテルで

複数のホテルチェーンがターゲットになっている模様。

 

教訓:世の中、タダのものはない。

 

↓ あの時も大丈夫だったのだろうか?

chifumimurase.hateblo.jp

 

たぶんホテルジャンキーではないと思われる マクロン仏大統領の今年のヴァカンスは

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 今日から夏休みをとるマクロン仏大統領

"quelques jours de vacances en France" 

 【フランス国内で数日間のヴァカンス】

とのことだが、さて、まず、

フランス人にとっての”数日間”とはどのくらいを指すのか?

 

来週の火曜日にはディナーのお約束が入っているらしいので

木・金・土・日・月の週末を含む5日間のヴァカンスのようだ。

ま、これはフランス人としてはかなり短いかも。

 

マクロン氏も5月に大統領就任したばかりだし

”仕事人”大統領をアピールするためにも

サルコジ元大統領のような派手なヴァカンス・シーンは

避けた方が得策と政治的に判断したのか

それとも、

宿題を先に済ませないと絶対に遊ばない

根っからのまじめな優等生なのか。

他の閣僚たちは2週間のヴァカンスだと言うのに。

 

そして、行き先。

大統領となって初めての夏のヴァカンスの行き先はどこか?

フランスのメディアでも大いに話題になっていたのだが

明らかにされていない。

 

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 【ブリジット&エマニュエル・マクロンのヴァカンスの行き先は?】

 

マクロン大統領も

「何かあったらすぐにパリに戻れるところじゃないとね」

なんて言ってみたり、

「夏休みにはヨーロッパの首都をいろいろ回ろうと思ってるんだ」

など思わせぶりなことを言ったりするものだから、

フランスのメディアも振り回されている。

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マクロンの”数日間のヴァカンス”の謎につつまれた行き先】

 

ヴェルサイユ宮殿内にある国有の館にいるらしい説などもあるが

公式には明らかにはされていない。

・・・>8月10日付けのフランスのメディアの報道により

La Lanterne à Versailles, ヴェルサイユ宮殿のランテルヌ館」

であることが確定報として出ました。

 

ちなみに、マクロン大統領夫妻の去年のヴァカンスは

フランス南西部のビーチリゾート、ビアリッツだった ↓

chifumimurase.hateblo.jp

 

いずれにせよ、マクロン大統領って、

たぶん、あんまりホテルにはこだわらない男だと

わたしは思う。

 

* ヴェルサイユ宮殿の写真はフランス観光局の公式サイトよりお借りしました。