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ホテルジャンキー村瀬千文とホテルにまつわるヒト・モノ・コト

2018-06-21から1日間の記事一覧

ラストリゾートとしてのホテル 〜3.11 東日本大震災時のホテル対応事例(8)

以下、ホテル設計を手がける建築家でホテルジャンキーズクラブ会員でもある 浅野一行さんが小誌で連載した「建築コラム from Architectural Point of View」で 東日本大震災後に書かれたコラムの抜粋です。 ■ホテルと災害浅野一行 未曾有の大災害となってし…

ラストリゾートとしてのホテル 〜3.11 東日本大震災時のホテル対応事例(7)

■ザ・キャピトルホテル東急溜池山王にあるザ・キャピトルホテル東急は、赤坂、虎の門などのオフィス街からは徒歩圏にある。地震当日、ホテルに避難してきた帰宅困難者にはホテルが入っているビル内の企業に勤務する人々のほか関連会社の社員なども加わった。…

ラストリゾートとしてのホテル 〜3.11 東日本大震災時のホテル対応事例(6)

■ホテルオークラ東京ベイ舞浜のディズニーパークにも近い千葉県浦安市のホテルオークラ東京ベイは、交通機関のマヒにより帰宅困難となったディズニーパークのゲストを受け入れることになった。総支配人室営業企画課の今澤智路さんも当日は対応に追われた。「…

ラストリゾートとしてのホテル 〜3.11 東日本大震災時のホテル対応事例(5)

■庭のホテル東京JRの水道橋駅から徒歩五分程、小さな商業ビルやマンションが建ち並ぶ神田三崎町界隈。その閑静な裏通りにあるのが、客室数238室の庭のホテル東京である。2009年6月に新しく建てた際、地震対策のため地下をあえて駐車場にせず、免震構造にし…

ラストリゾートとしてのホテル 〜3.11 東日本大震災時のホテル対応事例(4)

■ホテルインターコンチネンタル東京ベイ港区の竹芝桟橋にあり、東京湾に面したホテルインターコンチネンタル東京ベイ。ふだんはすぐ目の前に広がる東京湾と隅田川沿いのスカイスクレーパーの眺望が売りものの339室の中規模ホテルだが、羽田空港へのアクセス…

ラストリゾートとしてのホテル 〜3.11 東日本大震災時のホテル対応事例(3)

■セレスティンホテル港区芝にあるセレスティンホテル。客室数は243室と小規模のホテルだが、近隣にオフィスも多いため、当日は、帰宅が困難となったビジネスマンたちが続々と集まってきた。マーケティングオフィス・企画課の後藤可奈さんも現場の前線で対応…

ラストリゾートとしてのホテル 〜3.11 東日本大震災時のホテル対応事例(2)

■ANAインターコンチネンタルホテル東京港区の赤坂・六本木にまたがるアークヒルズにあり、霞ヶ関にも近いANAインターコンチネンタルホテル東京は、客室数844室の都内でも有数の大型ホテルのひとつで、37階建ての高層ホテルである。ロビーのシャン…

ラストリゾートとしてのホテル 〜3.11 東日本大震災時のホテル対応事例(1)

ホテルの方々、そして、ホテル利用者の皆さんに ぜひ読んで、その時に備えていただきたい 小誌86号で特集した「3.11 東日本大震災時のホテル対応事例」を 全8回に分けてお届けします。 ホテルのロビーに足を踏み入れると、いつもと変わらない世界があった…