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ホテルジャンキー村瀬千文とホテルにまつわるヒト・モノ・コト

香港のホテル

「食」の香港で、外食が全面禁止なんて!

ちょうど今ごろが旬のはず。 知る人ぞ知る「黄油蟹 イエロー・バター・クラブ」。 食通たちの間では上海蟹より美味しいといわれている濃厚な味わいの蟹なのだが、真夏の非常に短い期間にしか食べられないので、「出たっ!」と聞いたらすぐに飛ぶ(香港へ)必…

新型コロナウィルスとホテル

猛威を振るっている新型コロナウィルス。 感染原因や経路などまだよくわかっていないことが多いですが 海外のニュースによるとホテルも登場してきています。 ◼️香港 ・1月30日、「W香港」に泊まっていた武漢から来た夫婦が、「リッツカールトン」や「フォ…

香港では 上を向いて歩こうよ 〜ホテルの窓が落下して観光客死亡

香港では 上を向いて歩こうよ 窓が落ちてくるかもしれないから。 1月21日午前10:25頃、香港の九龍の繁華街にあるホテル「ザ・ミラ香港」の16階から1メートル X 1・5メートルの金属フレームの窓が落下。 www.dailymail.co.uk ネイザンロードを歩…

再び、昔の名前で出ます・・・香港に「リージェント香港」が戻ってくる訳

1980年に「リージェント香港」としてオープンし、その後、「フォーシーズンズ香港」を経て「インターコンチネンタル香港」へとリブランドしてきたこのホテルだが、2021年に再び「リージェント香港」の看板をかかげることになった・・・。 その訳は、…

リッツカールトン香港での「一家無理心中事件」(その3)

この事件で、おそらく最後まで何も知らされずにリッツカールトンホテルでの4泊の滞在を楽しんでいたであろう犯人の6才の息子のことが気になってしょうがない。 ビュッフェの朝食も、ずらりと並ぶ色とりどりの料理を目を輝かせて楽しんだにちがいない。最後…

「事件」のその後の部屋はどうなるのか?(その2)

殺された6才の息子、4泊の「リッツカールトン香港」滞在中にこんなパンダのマカロンなんか買ってもらったのかな? プールでも歓声あげて泳いだりしたのかな? 合掌。 さて、 chifumimurase.hateblo.jp ↑ この記事の続きです。 日系・外資系ホテルの総支配…

312分の1に当たらないことを祈るしかないのか?「事件」その後のホテル(その1)

「リッツカールトン香港」で事件が起きたのは1月14日、日曜日の朝8:30。 ホテルではいつもより遅めの朝食をとるゲストがレストランに集まりはじめる頃。香港一の高層ホテルで眺望絶佳で知られるこのホテル、眼下にヴィクトリアハーバーをみおろしなが…

男が大きな獲物を手にいれた瞬間 〜カハラ買収劇

男が大きな獲物を手にいれた瞬間の場に、偶然 居合わせたことがある。 1995年、香港でマンダリンオリエンタルホテルの副社長をインタビュー中のことだった。 「エクセルシオール香港」のバックヤードにある彼のオフィスは家具も質素で地味なインテリアで…

ホテル情報誌「ホテルジャンキーズ」Vol.123 明日発売です!

今号の特集は、「わたしたちの香港」です。 香港の魅力と魔力にとりつかれて 香港通いをしている皆さんに 香港の楽しみ方を聞いてみました。 誰に頼まれたわけでもなく 好きで香港通いしている方々の 実際に泊まってみたホテルの感想、 いつも必ず行くレスト…

久しぶりのホテルは旧友との再会にも似て

久しぶりに訪れるホテルは 久しぶりに再会する旧友とも似ている。 すごく変わってわからなかったりして。 でも、意外にぜんぜん変わってないかもね。 向かう道すがら、あれやこれやと考える。 しかし、いったんそこに身を置くと 一瞬のうちに、「過去の時間…

ペニンシュラ・ホテルズのオーナー会社の第2位の株主に浮上したのは

ホテル界においては最高級ブランドのひとつ、 「ペニンシュラ・ホテル」のオーナー会社である 「香港上海ホテルズ」。 1886年創業の会社で (A) 50%以上の株を創業家のカードゥリー・ファミリーが 保有していることでも知られているが、 今年に入って…

モモは心を酔わせるの

ただコレを食べるためだけに 昨日のクラクラするような猛暑のなか、 やってきました「ホテルオークラ東京」の「カメリア」へ。 去年はじめて食べて、その美味しさに魅了された 「フレッシュ桃のピーチメルバ」を食べるため、ただそれだけのため。 chifumimur…

さまざまな香港、さまざまなホテルジャンキーたち 〜「@香港の会」(7)

わたしが今回泊まった「カオルーンホテル」は 「ペニンシュラ」と通りをはさんでお隣どうし。 「ペニンシュラの裏のホテル」とも言われてるが わたしは昔から「表」も「裏」もどっちも好き。 ペニンシュラのこういう ↓ 洗練されたコロニアルな世界もいいけれ…

3日目の朝食の後は、ふと九龍を見おろしたくなって 〜「@香港の会」(6)

この日は「@会」参加のみなさんは帰国日。 朝食をご一緒した古谷さんと「YMCA」で別れ、 さぁて、どこ行こうかなぁ、なにしようかなぁ・・・ なんにも決めてない旅先のまっしろな時間。 そんな自由な時間がわたしは大好きだ。 前日、セントラルの私房菜で四…

3日目の朝食のおかわりのコーヒーは 〜「@香港の会」(5)

同じホテルに泊まっている古谷さんと早朝公園散歩に行く予定が雨で中止。 そこで、朝ごはんをご一緒することにした。 昨夜は私坊菜(シェフのプライベート・キッチン)で 辛い辛い辛い四川料理を食べたため 朝ごはんはやさしいお粥に。 ほかのお粥の倍近いお…

黄油蟹、ただこれを食べるために 〜「@香港の会」(4)

これが噂の黄油蟹、イエロー・バター・クラブ。 食通たちの間では上海蟹より美味しいといわれている蟹です。 真夏の非常に短い期間にしか食べられないうえ、 いつから入荷するかも間際になるまでわからないため 香港観光庁でもなかなかPRできないというしろ…

わたしの香港の朝 その2 〜「@香港の会」(3) 

旧リージェント香港。 今はインターコンチネンタル香港だが、 わたしにとっては今でも「リージェント香港」。 二日目の朝は、ここのロビー・ラウンジで朝食。 香港滞在中、いつ行くかは決めていなかったが 今朝、雨模様の空を見あげた瞬間、 こんな日の、あ…

わたしの香港の朝は 〜「@香港の会」(2)

わたしの香港の朝は、いつもコレで始まる。 それも、高級ホテルのレストランで出すような上品なものではなく、 街の裏通りにあるこういう店の。 早朝便で今朝着いた方とホテルの近くをぶらぶらして見つけたお店で朝食。 地元客がほとんどのようで、 働く店の…

散っては集まり、集まってはまた散って 〜「@香港の会」(1)

今朝の「ホテル窓の眺め」です。 成田から飛んでやってきたここは、香港。 ペニンシュラの裏にあるこのホテル「ザ カオルーンホテル」は かつてはペニンシュラの経営だったホテルだが 出張のビジネスマンたちが多く 観光とはまたひと味ちがった空気感があり …

そして、またひとりいなくなった ..... 安邦保険集団のミスター・ウーが中国当局に拘束

「安邦保険集団の会長ウー・シャオフゥイは 個人的な事情によりただいま一時的に 当社での役割を果たすことができません。」 中国の安邦保険集団の公式サイトに6月13日付けで こんな声明が出た。 6月13日付けのニューヨークタイムズ紙によると 「ウォ…

銀座で「ホテル」を感じる場所

今日は朝から夜まで銀座界隈でお仕事。 有楽町のビックカメラで待ちあわせをしたのだが、この感じ、この匂いというか混沌雑然とした感じ、中国返還前の香港の九龍にかつてあった「ハイアットリージェンシー香港」の裏通り側(表通り側ではない)のあたりの感…

トランプ大統領の娘婿と中国 安邦保険集団のミスター・ウーとの関係

ふたりの娘婿がいる。 ひとりが、これまでにも本ブログでしばしば書いてきた中国・安邦保険集団のミスター・ウー、というよりも" 鄧小平の孫娘の夫"として世の中には知られている男。 chifumimurase.hateblo.jp chifumimurase.hateblo.jp そして、もうひとり…

中国の大富豪が連れ去られた香港のホテル

いまから10日前の1月27日未明、香港のホテルから中国の大富豪が連れ去られた。このニュースが報じられた際、「住んでいたホテルから」という部分に目をひかれた。 どこのホテルだろう? そして、 ホテル側は監視カメラで《その時》をとらえたとき、どう…

スノーデン氏が香港で泊まったホテル

きょうは青山で打ち合わせをした後、日比谷で映画「スノーデン」を観てきた。 2013年6月、29才の一見ひよわなアメリカ人青年が、世界を揺るがす告発を行った。 彼はただのハッカー青年ではなく、CIAおよびNSA(アメリカ国家安全保障局)の局員として諜報活…