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ホテルジャンキー村瀬千文とホテルにまつわるヒト・モノ・コト

「こんな良い人生を送れるとは夢にも思ってもいなかったね」

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Wimax  を使ってるのだが、ときどきブチ切れする。

七里ガ浜にあるカフェでなんどもトライしてみたが、つながったかと思うとすぐ切れる。

IT先輩たちに聞くと、こういうことは「よくある」と言う。

 

小誌「ホテルジャンキーズ」はビットコインでも販売しているのだが、提携している取引所につながったものの送金手続きがうまくいかないというメールが読者の方からときどき入る。

ビットコイン先輩たちに聞くと、そういうことは「よくある」と言う。

 

私には困ったクセがあり、テーブルで向かいに座った人の靴をテーブルの一部とまちがえ、足を乗せたり、(さんざん)蹴ったりする…否、よくする。

「あのぉ、いま、おみ足をのせられているの、私の靴なんですがぁ…」と言われて赤面。平謝りすると、「よくあることですから」とたいてい言われるけれど…。

 

最新号の小誌「ホテルジャンキーズ」114号の特集は「ホテルジャンキーが求めるレストランサービス」だが、「受けたくないサービス」の投稿コメントの中に兵庫県の林郁子さんより「注文をまちがえること、頼んだものがなかなか届かないこと」というのがあった。

林さんはホテルジャンキーズクラブの創立以来の会員の方で、お目当てのレストランを訪れるためヨーロッパをドライブ旅行したりする経験豊富なシニアホテルジャンキー(ホテルジャンキー界の用語で、逆に初心者はジュニアジャンキーという)のひとり。

たぶんサービスする側からすれば「(その時、たまたまちょっと事情があったためであってぇ、でも、まあ)よくあること(かも)」なのだろうと思う。

けれど、これって、サービスの基本であって、お客の側からすれば、最も受けたくないサービスのひとつのような気がする。

 

今日はこれから七里ガ浜ゴルフ場でゴルフのレッスンなので、ただいま鎌倉プリンスのティーラウンジでお茶中。レッスン前に体を温めておこうとオーダーしたここオリジナルのジンジャーティーがとてもおいしい。

ここは何度も利用しているが、ゲストとの間でほどよい加減の自然な(これが結構むずかしいところかも。わざとらしくやっているところは多々あるけれど)緊張感をもった接客態度、お客が必要とすることは的確・確実にするが、余計なことはしない、そんな私が望むサービスをしてくれる。

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そんなことを考えていたら、隣席から老夫婦の話が耳に入ってきた。

一年の三分の一は世界各地を船旅で回って歩いているようで、このホテルにお泊まりらしい。次の旅の予定のことを楽しそうに話しながら、「最終章になって、こんな良い人生を送れるとは夢にも思ってもいなかったね」と笑い合っている。

思わず隣で、いいね!ボタンを押しまくった。

 

さて、そろそろゴルフレッスンの時間だ。