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ホテルジャンキー村瀬千文とホテルにまつわるヒト・モノ・コト

気になる気になる、気になるホテル

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鎌倉駅のホームでいつも気になるホテルがある。

ただ者ではない雰囲気がある。

一度、前を通りかかったとき、中からクラシック音楽が聞こえてきた。引き寄せられるようにのぞきこむと、バイオリンの生演奏をしており、狭い玄関に立ったまま音色に耳を傾ける人々でいっぱい。記憶に残るシーンはセピア色だ。なんとも言えない浮き世離れした時間だった。

今日もホームに立つと、いつかいらっしゃいね、と呼んでいる、ような気がした。


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今日発行するホテルジャンキーズクラブの会報の会員コメント欄に高村典子さんが、このホテルについて書かれている。予約サイトなどには出て来ない「謎のホテル」なんだそう。

おそらくネットで検索すればいろいろ情報が出ているだろうけれど、ここは何も下調べせず、小さなボストンバッグひとつだけで訪ねてみたい。そんなホテルだ。


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出先の横浜で、横浜ベイシェラトンホテル&タワーズのロビーラウンジでお茶。このホテルは、私にとって、気にならないホテル。だから仕事に集中出来る、はずだった。

が、隣席の面接らしき人たちが気になって気になって、気になって仕方がない。

だって、「まあ、オレの付き人のような仕事だけどサ、海外出張は多いし、ホテルは超富裕層が泊まる、こんなすごい高級ホテルにも泊まれるんだよ。こういうの体験するとサ、世界変わるぜ」って。目を横に動かさないようにするのに苦労した。


そして、

仕事を終え、七里ガ浜ゴルフ場でのゴルフのレッスンまでのひと時は、


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誰もいない鎌プリのロビーラウンジでぼんやりタイム。今日は、海も静か。