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ホテルジャンキー村瀬千文とホテルにまつわるヒト・モノ・コト

NY トライベッカの「眺めのいい部屋」

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トライベッカのホテル「The Roxy ザ・ロキシー」でチェックインの際、「どんな部屋がお好みですか?」と聞かれたので、「The Room with a nice view is very much welcomed! 眺めのいい部屋だったらすっごくうれしい!」。

そうしたら、モヒカン刈りのハンサムなレセプショニスト君、にっこり笑い、「じゃあ、ワンベッドルームスイートですっごく眺めのいい部屋がちょうど空いているから、アップグレードするね」。

おかげで、トライベッカを一望する眺めを手に入れられた。

 

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グリニッジ・ホテルとはまたがらりと雰囲気が変わり、吹き抜けのロビーラウンジではアップテンポのジャズが流れ、ロビーに入った瞬間、なんだか心が浮き立つ気分。ああ、これもまたニューヨークだなぁと楽しくなってきた。

 

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夜になるとロビーラウンジではライブのジャズ演奏があり、客室フロアの廊下の手すりに寄りかかりながら、音楽を楽しんでいるゲストも。

 

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ロケーションはグリニッジ・ホテルから歩いて5分ほどのソーホー寄り。地下にはシネマルームもある。客室数は201室。

客層は、朝になると男性はスーツ姿で、女性はハイヒールにワンピースで手に上着を持ち、ブリーフバッグを手にウォールストリート方面にタクシーに乗って出かけて行くようなひとり泊まりの若いビジネスマンが多いが、音楽好きのミドルエイジのカップルも。

レストランにはひとり客が浮かずに食事をができるようなテーブルがいくつか用意されており、ライブジャズを聴きながら手持ちぶさたにもならずにみんなの中でのひとりの時間を楽しめる。

ひとり泊まりにぴったりのホテルだ。

 

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ただ、玉に瑕は、上階の水回りの音が響くこと。