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ホテルジャンキー村瀬千文とホテルにまつわるヒト・モノ・コト

アマンジャンキーの人生いろいろ

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アマンリゾーツの創業者ゼッカーに替わってから奪い取った、とゼッカー・サイドはまだ言ってるけれど)新オーナーとなったドローニン。最近、ホテルチェーンのオーナーとしての自信満々さにさらに磨きがかかってきた。

香港で発行されている「The Peak Hong Kong」紙のインタビューに対し、自分自身がもともと「アマンジャンキー」(ホテルジャンキー用語のなかのホテルジャンキーの変化形で、ホテルのなかでも特にアマンリゾーツに強いこだわりをもって熱烈に愛する人たちのこと)であったと答えている。

「初めての国を旅するときはいつもそこにアマンがあるかどうか調べてたね…もしあったら、もちろんアマンに泊まったよ」と、《単にカネのためにアマンを買収したのではない》と強調するがごとく、ことさらにアマン愛を語っている。

同紙6月号掲載の記事によると、ドローニンのファースト・アマン(アマンジャンキー用語でアマン初体験のことをいう)は、1990年代に訪れたプーケットの「アマンプリ」。好きなアマンは、モロッコの「アマンジェーナ」、タークス&カイコスの「アマンヤラ」、アメリカ・ユタ州の「アマンギリ」、インドの「アマニカス」、そして、「アマン東京」とのことだが、う〜ん、共通点があんまりないような気がするけれどなぁ…。そういえば、今でも定期的に訪れていると記事でも語っているフィリピンの「アマンプロ」が好きなアマンに出てこないのはなぜ? 

など疑問は多々あるけれど、ともかく、記者に「あなたは自称アマンジャンキーだと聞いてますが?」と問われ、自らのアマンジャンキーぶりを語っている。

 

アマンジャンキーといえば、我らがホテルジャンキー界ではば知らぬ人がいないのが、田中潤氏。小誌「ホテルジャンキーズ」でコラム「アマンジャンキー夫婦の寝ても覚めてもホテルな日々」を連載中。

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コラムのタイトルどおり、寝ても覚めてもアマン漬けの日々を送り、サラリーマンながら、限られた休みを投入して【アマン全制覇】をめざしている。それも本気で。 

ドローニンによると、これからニューヨーク、パリ、ロンドン、香港、シンガポール、上海、サンパウロ、そして、メキシコのどこかにもシティ・アマン(アマンジャンキー用語で、リゾート・アマンに対して、都市部のアマンに使われる)をオープンするつもりらしい。

田中さん、また行くところが増えましたね。

 

※ 上の写真はVladislav Doronin氏のサイトからお借りしました。