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ホテルジャンキー村瀬千文とホテルにまつわるヒト・モノ・コト

人のふり見て、我がふりなおせず。

鎌倉の日々 鎌倉のレストラン

 

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ある日、江ノ電に乗っていたら、「アズィ? アズィ?」と叫びながら両手を広げて車内を見回し盛んにアピールする外国人男性がいた。みんないったい何事かと顔を見合わせるが、何を言ってるのかわからない。魚のアジなのか、それとも何???

まるでこの世の終わりのようなおおげさ感満載の困った風がいかにもラテン系のようす。で、ハッと気づいた。この人、フランス人だ、と。長谷駅の HASE の 「H 」はフランス人は発音しないので「アズィ」になるのである。やはりそれと気づいた外国人乗客が「次!」。

実はいま、ある海辺のレストランの隣席で、これまで泊まったホテルの自慢をしている男性がいるのだが、次から次へとまちがったことを言う。その度に、「アマンプロじゃなくて、アマンプリ」「パークハイアットじゃなくてグランドハイアット」などと心の中で訂正テロップを出すのだが、正直、つらい、ホテルジャンキーとして、まちがったホテル情報を聞くのは。

 な〜んて人のことを決して言えないのが、わたし。漢字の読み間違えはしょっちゅう。「鎌倉の別荘地時代研究会」のお手伝いで、鎌倉の変遷の写真展の展示準備をしたときは、「隧道」と書かれた額を手に「このタイドウの写真はどこにかけますかぁ?」と大声をあげ、ざわめいていたその場をし〜んとさせた。

「あ、あなたね…それは、スイドウって読むのよ」(ズイドウともいうらしい)。

思わず「すみませ〜ん、帰国子女なものでぇ…」と笑ってごまかしたが、すみません、嘘です。

画家の萬鉄五郎を「マンテツ・ゴロウ」と高らかに読み上げたときは、ホントにああ!自宅でよかった。老母が笑い転げるだけですんだ。ちなみに、「よろず・てつごろう」が正解。

夏の鎌倉の海を眺めながら、かつてあった「鎌倉海浜ホテル」の資料を読んでます。