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ホテルジャンキー村瀬千文とホテルにまつわるヒト・モノ・コト

三崎港、そこには「昭和」と「バンコク」の時間が流れていた。

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きのうの続きです。

chifumimurase.hateblo.jp

さて、「三崎東岡」行きのバスに乗ってしまったものの、そこが「三崎港」とどんな位置関係にあるのか、はたまたどのくらい離れているのか、わからない…。

わからないまま、バスに揺られ、終点で降りたら、実は大正解だった。

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そこは港に向かう坂道で、

こんな建物のファサードや、

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こんな鍵屋さんなんかがあり、

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いつしか心は「昭和」にタイムスリップ。

港に着けば、千と千尋の世界。

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とりあえず、朝市と呼んでもいいようなところも港沿いにあった。

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ここまで流れ流れてやって来たのは、無駄ではなかった。

さあ、ランチをどこで食べようか。三崎といえばやっぱりマグロだろうな。歩きまわって見るが、どの店見てもメニューはほとんど同じ。なんかちょっとつまんないなぁと思いながら、ちょっとはずれの裏道で、こんなお店を発見。

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お魚屋さんで好きな魚を選んで、となりの直営レストランで好きなように調理してもらえるという店。

バンコクで1980年代に流行ったシーフード・マーケットの方法と同じ。あっちは野菜売り場もあって、食材をすべて自分で選んで、調理法も細かく指定できた。

ときどき、「このライムとしょうが、使いませんでしたが、何に使いますか?」なんてコックがテーブルまでやってきたりして、あれはほんとうに楽しかった。

11時半ですでにいっぱいで、すいぶんと待っている人も多い。

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よし、ここにしよう!

バンコクを思い出し、ほんとうは揚げ魚を頼みたかったのだが、調理法は「刺身・焼き・煮る」の3つだという。まあ、いいか。

なぜかここに来てバンコクを思い出した訳は、このベンチに座って通りを眺めているうちにわかった。

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店先で座って通りを眺めていると、向かいのこの木が目に入るのだ。

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この木、なんの木、気になる、気になる。

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なんと、ゴムの木。

この木がもしここになかったら、この店に入ろうという気にはならなかったかも。というほど、この通りの雰囲気を作っている。

1時間近く待ってようやく店に入れたのだが、お料理は残念ながらわたしの口には合わなかった。座敷席を選んだのだが、室内にも「昭和」の居間の、あの時間が流れていた…。

 

今回のわたしの"勝手に湘南めぐりの旅"でつくづく思ったこと。

長井港のアレを「朝市」として観光客向けに大きく宣伝してはいけないと思う。もしやるのなら、もっとちゃんと、観光客がわざわざ遠路やってきて満足するよう、整備すべき。

わたしは"勝手に"やっているのでいいけれど。