きのうは、渋谷のBunkamuraへ。
↓ コレを観に行ってきた。
これまでまったく知らなかった絵描きさんだが、実にバリエーション豊富なスタイルの絵を描く人でびっくり。とても同じ人が描いたとは思えない。もう才能があふれんばかりで、次々に体のあちこちから飛び出てきて自分でも抑えられないし、どうしようもないという感じ。こういう人って、いる。
こういう人がつくるホテルを見てみたいと、つくづく思う。
日本の最近のホテルって、なんというか、優等生的で、はみだしたところとか、とんがったところがないので、わたしにはどうもつまらない。
なかには春画コーナーの小部屋があり、たまたまシニアのおじさんと女子高生と3人だけになった。
女子高生は絵でもやっているのか、冷めた目でひとつひとつじっくり観ている。まるで漫画のようなユーモラスな表現がおもしろく、わたしも楽しく鑑賞していた。
そんな静けさのなかに響いた、おじさんのゴックンとつばをのみこむ音…。
はーるよ、来い。
Bunkamura には、パリのサンジェルマンデプレにある老舗カフェ「Aux Deux Magots」の支店がある。
久しぶりに寄ってティータイム。
うーん、なんというか、普通のカフェになっちゃった感じ。昔はもっと荒っぽいパリっぽさというか、生のままのフランスが感じられて好きだったのだけれど。どうして日本の空気なんか読んじゃうんだろう。
渋谷の通りでは、もう満開の桜も。
春が来た。