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ホテルジャンキー村瀬千文とホテルにまつわるヒト・モノ・コト

ファーストレディーたちのランチで昭恵夫人が食べた料理@タオルミーナ・サミット

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サミットでは恒例の華やぎのイベントが

ファーストレディー(約2名はジェントルマンだが)たちのランチ会。

 

地元メディアに掲載された上の写真を見ると、

うーん、やっぱり写真の絵になるのはマクロン仏大統領夫人ブリジットさんか。

赤いセーターに白のパンツ姿で存在感バッチリ。華がある。

彼女の後ろにちらっと顔が半分、笑顔で写っているのが昭恵夫人

 

ランチはカターニャ市役所内で行われ

シチリア生まれで(トリノ育ちですけど)シチリアを代表するシェフ

ピーノ・クッタイア氏が料理を担当。

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こんな本も書いている。

「ピーノ・クッタイアのペル・レ・スカーレ・ディ・シチリア

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シチリア島南部の港町アグリジェントで

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「マディア・ディ・リカータ」というリストランテを経営。

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イタリア料理界の巨匠マルケージの影響を受けた

マルケージ・チルドレンのひとり。

その料理は

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さて、

何をみなさん召し上がったのか?

ここのところタオルミーナ・サミットの記事では

本ブログでも大変お世話になっている

イタリア在住の小原みほさんが

食事会のメニューを解説付きで送ってくださったので

以下、ご紹介します。

小原さんは小誌「ホテルジャンキーズ」でも

コラム「イタリアンライフ通信 ワインと食、ときどきホテル」を連載中

イタリア料理とワインについては大変お詳しい方です。

    ↓ 

【 メニューはカプレーゼに始まり、

 マツの木で燻製させたバッカラ、コクッツァと言う

パレルモが主な栽培地であるズッキーニに似た野菜と

メバルのラグーと野生ウイキョウのアランチーノ、

そして今回のメインとして出された

la ricciola lisciata all'olio di cenereはRicciolaと言う

カンパチに似た魚を灰入りの(確かではありませんがおそらくエトナ山のもの?)

オリーブオイルで和えたもの。

メインの魚はグリルです。 

最後のドルチェは

日本人にもお馴染みのリコッタとオレンジのカンノーリ。

カンノーリのオレンジはオレンジピールです。

 

肝心なワインですが、分かった範囲で書いておきます。

スプマンテ はSosta tre Santi di Nicosia、

赤ワインはCantina Tornatore のEtna rosso,

白ワインは GraciのArcuria 2015、

デザートワインはアグリジェントのBarone la luminaのものです。】

 

*一番上の写真はragusanews.comから、「Madia di Licata」の写真は同レストランのサイトからお借りしました。