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ホテルジャンキー村瀬千文とホテルにまつわるヒト・モノ・コト

久しぶりのホテルは旧友との再会にも似て

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久しぶりに訪れるホテルは

久しぶりに再会する旧友とも似ている。

すごく変わってわからなかったりして。

でも、意外にぜんぜん変わってないかもね。

向かう道すがら、あれやこれやと考える。

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しかし、いったんそこに身を置くと

一瞬のうちに、「過去の時間」と「今の時間」がつながる。

正面玄関が開くたびに、さぁーっとロビーに入ってくる潮風。

ソファやクッションを定位置にきっちり直して回っている初老のスタッフ。

観光客と地元のゲストが行き交う。

横浜ロイヤルパークホテル」に流れる時間は

東京の水天宮のロイパとも、羽田のロイパともちがう。

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昨日は地下のコーヒーショップ「フローラ」で

地元にお住いのFさんご夫婦を取材。

さすがにホテルジャンキー歴長いFさん、

このホテルの中でインタビューには最適な場所を選び

テーブルまで指定して予約してくださっていた。

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目隠しが残念なほど楽しそうな笑顔のご夫妻です。

 

次号「ホテルジャンキーズ」の特集「私たちの香港!」の取材で

20回ほど行かれている香港旅行について伺ったのですが

「食べたものはすべて覚えている」ご主人と

「そのとき着ていたものはすべて覚えている」と言う奥様、

それぞれ関心の方向はまったく異なっているし

見ているものもぜんぜん違うけれど

旅が大好き!

という一点では両者意見も利害も一致。

 

おとといの日曜日は大の香港好きの「香港ジャンキー」で

年に3、4回はご家族で香港に通っているTさんに

銀座でお話を伺ったのですが

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香港について語るときのご様子がほんとうに楽しそうで

お話を伺っているわたしにも楽しさは伝染。

 

どちらもほんとうに楽しい取材でした。