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ホテルジャンキー村瀬千文とホテルにまつわるヒト・モノ・コト

神田古本祭りの "前" と "後" は「山の上ホテル」で

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大の"雑踏好き"の母を連れて神田古本まつりへ。

きょうはお天気に恵まれたせいもあって、ものすごい混雑だろうと予想し、まずはエネルギ・チャージをしなければ、と向かった先は「山の上ホテル」。

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久しぶりに訪れたが、母を連れているとホテルまでの道が急坂に感じる。

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この季節、この坂道をゆっくりのぼって行って、色づいたイチョウの木越しにホテルを見上げる瞬間が、わたしは好きだ。

さて、きょうのランチはチャイニーズの「新北京」。

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「プレミア・ランチコース」4000円(税サ別、以下同様)と「福ランチ」2200円を頼んでみたが、「料理一つ一つの質が圧倒的に高いプレミアの方が値段以上の値があるね」と母と意見が合った。

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前菜はクラゲが美味しかった。

次に出てきたフカヒレスープが、ものすごく美味しかったのだが、食べるのに夢中で写真撮り忘れ。

f:id:chifumimurase:20171104223455j:plain海老の四川風チリソース。海老チリは美味しくないと絶対に食べない母が「美味しい!」連発で食べた。

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 蒸し点心2種。これはふつう。

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バルサミコ酢で仕上げた特製酢豚。これも美味しかった。生の玉ねぎのミジン切りが効いていて、ああ、こういう酢豚の食べ方もあったのかと開眼。

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蟹チャーハン。パラリとして香ばしく、今まで食べた蟹チャーハンの中でベスト3に入る美味しさだった。

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 タピオカ入りのココナッツミルク。甘さの加減がちょうどよく、「ああ、美味しかった!」と食事を終えることができた。

そして、

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古本まつりでリュックいっぱいに本を買った後は、お茶しにホテルへカムバック。

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ほっとけばどこでもすぐにくつろぐ母は、即リラックス態勢へ。

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母はクリームソーダ

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わたしはケーキセット。

雑踏に揉まれに揉まれたあとの、おだやかでゆったりとした静かな時間。

こういう時間がすごせるホテルって、あんまりない。

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「気取らなくて、普通で、落ち着いてて、こういうホテルいいね」と母。

まさにこのホテルの創業者の吉田俊男氏の目指したホテル像だ。