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ホテルジャンキー村瀬千文とホテルにまつわるヒト・モノ・コト

青山のカフェ、人形町の喫茶店、それぞれで重ねられてきた時間

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青山、外苑前のイチョウ並木。

紅葉の季節もいいけれど、力をじっと内にたくわえて春の訪れを待つ今頃の姿もわたしは好きだ。

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きのうはホテルジャンキーズクラブに入会希望の方にお会いするため外苑前の「Royal Garden Cafe」へ。

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この店でわたしが好きな席は外のテラスか大テーブル。

大テーブルでは仕事の打ち合わせ中の人が多く、なぜかここだと仕事がはかどる。

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初めてお会いする方でもホテルジャンキーどうしというものは、一瞬のうちに旧知のごとく会話がはずむ。

「どこ泊まられました?」

「XXXホテルです」

「わたしも泊まりました! あそこ、いいですよねぇ」

ホテルが大好きだという同じ感覚を共有できた楽しい時間だった。

 

そして、

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ところ変わって下町・人形町へ。

フグを食べる前にちょっと立ち寄ったのは1919年創業の老舗喫茶店「快生軒」。

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ここは実にさまざまな客層がいておもしろい。みんなぜんぜん異なる種族の人たちなのだけれど、みんなそれぞれにこの店になじんで、これまた独特の世界。

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ここで100年あまりの間、日々、重ねられてきた「時間」の堆積が、この独特なアンビアンスをつくりだしているのだろう。

そういえば、さっきも青山のカフェでもホテルについて、そんな話をしたっけ。

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時間はすぎていくけれど、なくなりはせず、そこに残っている、とわたしはおもう。

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このヒレ酒の蓋、いいなぁ。