江ノ島でチューリップ祭だかをやっており、母が行きたいというので行って来た。
江ノ島を見るといつも思い出すのが、モンテネグロのスヴェティ・ステファン島。
旧ユーゴスラヴィア時代に訪れたが、漁村だった島の街並みも建物もそのままに、まるごとホテルにしてしまったところ。
当時は、交通手段も限られており、たどりつくまでがえらく大変なところだったが、こんなところを好きこのんでわざわざやってくる常連のゲストたちがいた。ソフィア・ローレンなど、プライバシーを求める人々だった。
が、ユーゴが崩壊し、ゼッカの時代にアマンリゾーツのホテルとなってからは観光地化がすすみ、往年の姿はもうない。
さて、アドリア海の出島であるスヴェティ・ステファンに対し、
頂上からはこんな眺めもあるし
ヨットハーバーもあるし
路地裏をおりていけば隠れ家のようなビーチもある。
スヴェティ・ステファンに負けないすばらしいリゾートにできるのになぁ。
つくづくもったいないと思う。
が、しかし、現状はといえば
ポスターまで作って観光客誘致しているウィンター・チューリップ、正直いってあまりに貧相きわまりない。
こんなのでいいのか、わざわざ山の上まで登ってきた人は怒るだろう(母は怒った)。
これで観光客呼ぼうというのはちょっとひどいレベル。
引きの写真は撮る気にはとてもなれなかった。
ここが発祥の地、フレンチトーストの「LONCAFE」。LON が龍だったとは、はじめて知った。
*「アマン・スヴェティ・ステファン」の写真は同ホテルの公式サイトよりお借りしました。