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ホテルジャンキー村瀬千文とホテルにまつわるヒト・モノ・コト

2020年春、鎌倉に「鎌倉ホテル」(仮称)がオープンするらしいが

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鎌倉は"ホテル砂漠"である。

歴史ある古都に加え、景観でいえばコートダジュールに匹敵するような海と自然を持ちながら、グランドホテル的ホテルも、個性あるプチホテルも、いわゆるホテルジャンキー的に「ここに泊まるため、それだけのために来たい!」というような魅力あるホテルがない、とホテルジャンキー的には言いたい。

別にいいホテルがなくても、黙っていても、どんどん観光客が来るからかもしれない。

が、しかし、こんなんでいいのか、と常々思っていたところ、

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若宮大路を歩いていて、こんなものを発見。

調べてみたら、ホテルが建つらしい。

場所は、若宮大路に面しており、鶴岡八幡宮へ向かって右手。計画案によると、仮称は「鎌倉ホテル」。5階建てで、客室数は130〜140室。1階は店舗とレストランでロビーは2階。

基本設計は日本のホテル設計の多くを手がけている日建設計

事業主の日本ホテル株式会社とは、JR東日本グループのホテル会社で「ホテルメトロポリタン」「メッツ」などのホテルブランドを持ち、東京駅の「東京ステーションホテル」も系列ホテル。

住民への説明会で客室の料金設定を聞かれ、「グレードとしては高いところを狙ってますのでいわゆるビジネスホテルの料金より高いところを考えております」と答えている。

ということは、

まあ、手堅く無難だが、ハッとするような、ホテルジャンキー的にワクワクするようなおもしろいホテルは望めないかも。

というより、そんなホテル、ここでは望まれていないのかも。