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ホテルジャンキー村瀬千文とホテルにまつわるヒト・モノ・コト

「カバナ」と「バスルーム」にこだわる男、サム・ナザリアン

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「カバナ」と

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「バスルーム」にこだわる男

わたしが勝手にそう呼んでいるホテリエとは

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SBEエンターテイメントの創業者でCEOのサム・ナザリアン氏。イラン生まれのユダヤアメリカ人で43才。

彼については2年ほど前に、本ブログでも記事を書いた ↓

chifumimurase.hateblo.jp

そう、あのイアン・シュレイガーが創業したモーガン・ホテル・グループを買収した男である。

サムとイアン・シュレイガーには共通点があり、ともにトレンディーなナイトクラブで成功をおさめたのちにホテルビジネスに参入している。

あれから2年の間にサム・ナザリアンのホテル界における存在感は増した。

そして、最近はホテルのみならず「360度アプローチ」と言われるラグジュアリー・ライフスタイル全般へとビジネスを広げている。

その彼がアコーホテルズに3億1900万ドルでSBEエンターテイメントの50%の株式を売却した、という記事が6月30日付のウォール・ストリート・ジャーナル紙に出ていたのでさっそくSBEのサイトをみてみたら、

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こちらにもトップページにこんなふうに大々的に出ていて、詳しくはウォール・ストリート・ジャーナルの記事を読んでね、なんて書いてある。なかなかふてぶてしい。

実は、彼の叔父さんのアイザック・ナザリアン(昨年88才で逝去)というのがただ者ではなく、イランのパーレビ国王と親しかったためイラン革命の際にアメリカに亡命した実業家で、アメリカでは億万長者として知られていた人である。

 

さて、一方のSBE社を買収したアコーホテルズを率いるのは

chifumimurase.hateblo.jp

セバスチャン・バザン氏。

2013年8月からアコーホテルズの会長&CEOをつとめるが、2015年7月に米仏など6カ国とイランとの間で核合意がなされるや、9月には今後のビジネス客需要を見こみ、西側ホテルグループとしては初のイラン進出を果たした。

つまり、イランとは以前から深い関係がある人物。

どこでなにがどうつながっているのか、わかりませんが、「カバナ」と「バスルーム」にこだわるホテルがグローバルに増えそうなことだけは確かかも。

 

*写真はSBEエンターテイメント社の公式サイトからお借りしました。