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ホテルジャンキー村瀬千文とホテルにまつわるヒト・モノ・コト

新生「オークラ東京」を見て感じたこと その2

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ヘリテージウィングのバルコニー付き客室からはアメリカ大使館が見えます。

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新聞報道で「強気の1泊7万円「都内で最高水準の高価格」」などと書かれてありましたが、 昨今、ニューヨークやパリ、ロンドンなど世界の大都市のトップクラスのホテルだと予算は一室1000ドルをみないといけません。

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したがって、「ジ・オークラ東京」のヘリテージウィングの一室70000円は、世界各地でトップクラスのホテルを泊まり歩く人々にとっては特に高くはありません。

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では、その街のトップクラスのホテルと言うならば、同等のクオリティを求められることになりますが、こちらの場合どうでしょうか?

左側のベッドサイドをご注目ください。

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この幅しかありません。ティッシュペーパーボックス2つ分です。

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昨今、ホテル界で流行りの窓際に腰掛けられるような縁側スペースを作っているのですが、これもかなり狭い。

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トイレットは狭いとまでは言いませんが必要十分といったぎりぎりサイズで、ゆったりとした気分では過ごせない感じです。

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こちらはヘリテージウィングのビューバスタイプですが、バスタブの縦幅ぎりぎりなので、やはりゆったり感に欠けます。

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プレスティージタワーの一室5万円の客室のバスルームも同様で、スペース的にゆとりが感じられません。

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鉄板焼きレストランの「さざんか」などは実にゆったりとしたスペース使いで作られているのに。

うーん、残念。