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ホテルジャンキー村瀬千文とホテルにまつわるヒト・モノ・コト

「チップ」の相場、いまアメリカではこうなっている

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海外旅行で頭が痛いのは「チップ」だ、という方も多い。

チップ国ではない日本人だから、と思いきや、アメリカ人だって悩みは同じ。

どの程度のクラスのホテルで、

誰に対して、

どんなケースにおいて、

いくらぐらいチップを払うべき、

あるいは否か?

12/3付の「USA TODAY」紙の記事によると、ラグジュアリートラベル専門のトラベルアドバイザーがおすすめする相場は以下のとおり。

●ヴァレット・サーヴィス

中程度のクラスのホテルでは2〜5ドル。

ラグジュアリーホテルでは最低が5ドル。

悪天候の場合に少々色をつけたりすると、ホテルを使い慣れた"通"だと思われる。

●コンシエルジュ

5〜50ドル。

ハウスキーパー

毎日3〜7ドル払っておいた方がいやな思いをしないですむ。

●ルームサーヴィス

最近は予め代金に「gratuity」「delivery charge」などチップが含まれている場合が多いので、要注意。ビルの明細を確認し、含まれていない場合は代金の18〜20%程度。

ちなみに、アメリカン・ホテル&ロッジング協会という業界団体もチップの相場の指針をホテル側の立場から出しているが、上記よりやや低め設定。

 

そして、ビリオネアで世界各地のラグジュアリーホテルのスイートを泊まり歩くわたしのアメリカ人の友人の場合、

「チップはどのくらい払うの?」と尋ねたら、

「ゼロ。払わないよ」

テルマンもわかるのか、近寄ってこないらしい。

↓ チップについては本ブログでもこんな記事、書いたことがあります。

chifumimurase.hateblo.jp

「チップ問題」、旅慣れた風を装っている人も、みんな実は悩んでいるようです。